HSPママが仕事を選ぶ時に向いている職場環境ってあるの?

HSPって、どんな職場が向いているのかしら?

HSPだと合わない職場が多くて…

働きたくても、なかなか自分に合った職場に出会えずに悩んでいるHSPママさんは多いのではないでしょうか?

やる気はあるし、勇気を出して求人に応募した職場なのに、いざ働き始めたら「合わない…」となると、心身共に疲れちゃいますよね。

ひと一倍敏感で繊細なHSPさんには、合う職場、合わない職場が存在します。

どんな職場がHSPママさんにとって、働きやすい職場なのか?を知っておくと、仕事探しのヒントにもなるのではないでしょうか?

私は、もっと早くに知っておけばよかった…と思っています

この記事でわかること

・HSPママに向いている職場環境ってあるの?

・HSPママが長く働ける職場は、こんな職場

・HSPママが自分に向いている職場で働くメリット

目次

HSPママに向いている職場【人間関係・決まり編】

HSPママさんに向いている職場【人間関係・決まり編】は、以下の10選です。

HSPママに向いている職場
  • おだやかな人が多い
  • スピード重視ではなく、質を重視
  • 急な休みや有給休暇が取りやすい
  • どの人も気持ちよく挨拶してくれる
  • 怒鳴る人がいない
  • 機嫌悪い人がいない
  • 悪口、陰口大好きな人がいない
  • イレギュラーが少なく、変化があまりない
  • 定時で仕事が終わり、残業を強要されない
  • 家に持ち帰る仕事がない

詳しく見ていきましょう

①おだやかな人が多い

HSPさんは、一緒に働く人がおだやかな人が多いと落ち着きます。

自分のペースで集中して仕事をしたいHSPママさんにとって、ガツガツくる人が多いと疲れてしまうからです。

どちらかというと、自分よりも年配の女性が多い職場の方がリラックスできる方も多いのでは?

②スピード重視ではなく、質を重視

体育会系だったり、ノルマや競争があったりするような職場は苦手です。

HSPママさんは責任感が強く、丁寧にや進めたいため、スピードを求められると本来の力を出せないのです。

質を重視してくれる職場では、やりがいを持って仕事にのぞむことができます。

体育会系の仕事は、家のこともできなくなるほどの「疲労感」でした

③急な休みや有給休暇が取りやすい

子どもの怪我や発熱など、急に休まなければならない時に、休みを取りやすいのは重要なポイントです。

急な休みを取ることに対して、申し訳なくて仕方ない気持ちを人一倍感じてしまうのです。

「お互い様だから気にしないで」「お子さんの側にいてあげて」と休むことに理解を示してくれる環境だとホッとしますよね。

④どの人も気持ちよく挨拶してくれる

挨拶を当たり前のように交わせる職場は、自分自身も気持ちよくいられます。

挨拶ひとつで相手の感情を読み取ることができるため、挨拶が返ってこないような職場は、あれこれ考えてしまい疲れてしまうのです。

事務所の方や上司が元気に挨拶をしてくれるような職場は、ストレスなく働くことができます。

⑤怒鳴る人がいない

怒鳴る人が一人でもいる職場は、HSPママさんには向いていません。

なぜなら、HSPさんは自分が怒られているわけでなくても、自分のことのように感じ、落ち込んでしまう傾向があるからです。

怒鳴る人がいる職場は空気も悪いため、HSPママさんにとっては良いことがありません。

今思えば、怒鳴る人がいた職場は全て、それが原因で辞めました…

⑥機嫌が悪い人がいない

「朝、雨が降っていたから」「昨日旦那とケンカをしたから」と、日によって機嫌が悪い人がいるだけで、疲れます。

強い共感力をもっているHSPママさんは、相手の表情で気持ちを察することが得意なため、いちいち振り回されてしまうからです。

他人の機嫌の悪さで、仕事までがイヤになるなんて、もったいないですよね。

⑦悪口、陰口大好きな人がいない

他人の悪口や陰口を言っている人がいるのは、HSPママさんにとって一番堪えられないことかも知れません。

誰かがコソコソと話しているのを見ると「私のことかな?」「何かしたかな?」と自分のことを言われているかのように感じてしまうからです。

相手にしないことが一番ですが、仕事だけに集中できるような職場が一番ですよね。

人の悪口を聞かされる時間ほど、無駄な時間はないです!

⑧ルーティンが決まっている

HSPママさんは、変化があるよりも、ルーティンが決まっている方が落ち着いて仕事ができます。

仕事の流れを事前に頭で整理しているため、イレギュラーなことや変化があると、混乱してしまうのです。

ルーティンが決まっていることで、作業効率も良く、丁寧に進めることができます。

⑨定時で仕事が終わり、残業を強要されない

終業時間がしっかり決まっている職場の方が、時間内でやるべきことにしっかり取り組むことができます。

例えば…

  • 先輩パートのさじ加減で残業が決まる
  • 残業が当たり前になっている
  • ルールやマニュアルが曖昧

このような職場は、納得できず疲れてしまい、心も体も持ちません。

残業を頼まれると断れないから、余計疲れるんです

⑩家に持ち帰る仕事がない

持ち帰りの仕事が一切なく、仕事が終わった瞬間からは「プライベートな時間」になるのが理想です。

家でも仕事があったら、24時間仕事をしている状況になりかねません。

HSPさんは、深く考えたり、調べ物を徹底的にしたりする傾向があるためです。

家では日頃の心の疲れを休ませる時間が必要です

HSPママに向いている職場【環境編】

次に、向いている職場環境を見てみましょう。

HSPママさんに向いている職場環境は、次の5つです。

HSPママに向いている職場環境
  • 物音や機械音がうるさくない
  • 自分の机(居場所)が決まっている
  • 休憩室や食堂が広い
  • 建物や作業場が清潔に保たれている
  • 窓があり、外の様子が見える

長時間を過ごす「環境」も大切なポイントになります

①物音や機械音がうるさくない

まわりの刺激に敏感であるため、非HSPさんが気にしないような音でも、とにかく気になります。

集中できなくなります…

  • パソコンのタイピング音
  • 機械音
  • 電話の着信音や会話の声

静かすぎてもソワソワしがち…。できるだけ静かな環境を選ぶことをおすすめします

②自分の机(居場所)が決まっている

作業する場所が毎回変わるのは、仕事に行くたびに気が重くるなるので、自分の居場所があると安心します。

いつもと変化がない環境がHSPママさんにとっては、気持ちが一番落ち着くからです。

自分の居場所があることで、1人の時間も確保できるのです。

駐車スペースも指定されているだけで安心して仕事にのぞめます

③休憩室や食堂が広い

真面目に仕事に取り組むHSPママさんにとって、休憩する環境はとても重要です。

休憩室や食堂がせまいと、誰かと話さなくてはならず、休憩時間まで気を遣うことになり、休憩にならないのです。

一人で過ごすスペースがあることは、仕事とプライベートを割り切りたいHSPママにとっては理想の環境といえます。

④建物や作業場が清潔に保たれている

細かいところまで目が行きがちなHSPママさんにとって、不衛生な職場は心配が多く、心が持ちません。

物が高く積んであったり、物が散乱していたりする職場では、地震や火災を想定してしまいがち

できるだけ清潔で衛生的な職場環境の方が、気が散らずに安心して仕事に集中することができるでしょう。

⑤窓があり、外の様子が見える

できたら、作業場に窓がある方がHSPママさんは落ちいて仕事ができます。

例えば…

  • 雨雲が近づいている時
  • 大雨の日
  • 雪が降る予報がある日

外の様子が見えないと、ソワソワして仕事に集中できません。

仕事の合間に、外の木々や空が少し見えるだけでも、心がホッとするのがHSPさんなのです。

HSPママに向いている職場で働くメリットとは

HSPママさんに向いている職場で働くことは、少しでもストレスを軽減して働けることにつながります。

非HSPさんにとって気にならないことが、HSPママさんには、大きなストレスになることが多いのです。

自分に向いている職場を知っておくことで、これから仕事選びをする場合に「ここじゃなかった…」という思いが減ります。

記事に書いた15個の「向いている職場」がすべて揃っている環境は、まず存在しないでしょう。

しかし、少しでもHSPママさんにとって居心地のよい職場で働くことが、自分らしくいられるために必要なのです。

あなたがあなたらしく仕事ができる職場は、あなたが選んでいいのです。応援しています!

この記事を書いた人

HSP40代の双子ママです。
HSPである自らの経験をもとに、同じ悩みを持つ方が「自分らしく」生きるヒントを発信していきます。
転職しても転職しても、立ちはだかる面倒くさい人間関係と苦手な職場環境に悩む毎日にさようなら。自分らしい生き方を共に探しましょう!

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