HSPさんの直感が当たってしまう理由と直感力の活かし方

自分の直感って信じていいのかなぁ?

悪い予感が当たるから怖いのよねぇ

悪い予感が当たったり「何となく、こっちの方がいい気がする」と思ったことが正解だったりすることありませんか?

HSPさんは「直感が当たる」と言われています。

良い予感だけでなく、悪い予感も当たるので、他人から「怖い…」と言われることも…。

今回は、HSPさんの直感が当たる理由直感を活かす方法をお伝えします。

この記事でわかること

・HSPさんが直感が当たると言われる理由

・HSPさんの直感が当たることでの悩み

・HSPさんの直感力を活かす方法

直感が当たるのには、ちゃんと理由があるんですよ

目次

HSPさんの直感が怖いくらい当たる理由

HSPさんの直感が怖いくらいに当たる理由は、次の4つです。

直感が当たる理由

1.過去の経験をもとに瞬時に判断するから

2.細かな刺激に気づく能力があるから

3.物事を深く考えるから

4.共感力が高いから

1.過去の経験をもとに瞬時に判断するから

「この状況、前にもあった気がする」と、過去の経験と照らし合わせ、直感で判断することができます。

HSPさんは記憶力が鋭く、人一倍インプットしている情報量が多いためです。

多くの記憶のデータをもとに、瞬時に判断することが得意なのです。

記憶力が役に立っているんですね

2.細かな刺激に気づく能力があるから

普通の人が見落とすようなサインをキャッチし、無意識に結びつけることで「直感」として感じることが多くあります。

HSPさんは刺激に敏感で、環境や他人のわずかな感情の変化にもすぐに気づくからです。

3.物事を深く考えるから

目に見える情報だけでなく、表情や声のトーン、雰囲気など、さまざまな要素を無意識のうちに分析しています。

HSPさんは、情報を深く処理する傾向があるからです。

これが「なんとなく分かる」「違和感を感じる」といった直感につながっているのです。

「この環境…なんかイヤだ…」と思うのも直感です!

4.共感力が高いから

HSPさんは、相手の本音や言葉の裏側を直感的に理解できる場合があります。

共感力が高く、他人の気持ちを敏感に察することができるからです。

「それ、本心じゃないな」と嘘を見抜けることができるのは、このためです。

HSPさんの直感が当たることでの悩み

HSPさんにとって悪いパターンでも直感が当たるので、悩むことも多いのではないでしょうか?

直感が当たってしまうことでの悩みについて、5つの例をあげてみます。

直感が当たることでの悩み

1.悪い予感が当たってしまう不安

2.悪い方向に考えすぎる

3.先回りしすぎて疲れる

4.まわりの人に信用してもらえない

5.人の本心が見えすぎてしまう

1.悪い予感が当たってしまう不安

HSPさんは、無意識のうちに多くの情報をキャッチし、小さな違和感を敏感に感じ取ります。

そのため「なんとなく嫌な予感がする」と思うことが多いのではないでしょうか。

それが現実になることで「また当たってしまった…」と落ち込んでしまうのです。

最初に感じた苦手な印象は、たいてい当たりますよね

2.悪い方向に考えすぎる

直感が当たりやすいことで「また何か嫌なことが起こるかも」と悪いことばかり考えてしまう傾向があります。

未来を心配したり、人間関係に慎重になり過ぎたりして、ポジティブに考えにくくなるのです。

グルグル思考が止まらなくなります…

3.先回りしすぎて疲れる

直感が働くと「こうした方がいい」「こうすべき」と、先を読んで行動しがちです。

そのため、他人に対して「なんで気づかないの?」と焦ってしまい、疲れてしまうこともあります。

気づく人だらけといても、疲れるんですけどね…

4.まわりの人に信用してもらえない

「こうなる気がする」と伝えても、論理的な根拠がないと周囲には信じてもらえないことがあります。

  • 直感が当たる→「たまたまでしょ」と流される
  • 何となく危険な気がする→「気にしすぎだよ」と言われる
  • ちょっと信用できない人に見える→他の人には理解されない

理解されないことで、孤独を感じたり、自分の感覚に自信がなくなったり…落ち込む原因になります。

5.人の本心が見えすぎてしまう

相手が隠そうとしている気持ちに気づいてしまい、傷ついたり、モヤモヤしたりすることがあります。

HSPさんは、相手のちょっとした表情や話し方から本音を感じ取ることが得意だからです。

  • 笑っているけど、目が笑ってない→気を遣う
  • 返ってくる挨拶のトーンが低い→気を遣う
  • 会話の空気が悪くなる→明るい話題に変えてみる

他人の本音が見えすぎてしまうことで、疲れやストレスがたまりやすくなりがちです。

HSPさんの直感力を活かす方法

HSPさんが直感力を活かす方法は、次の5つになります。

直感力を活かす方法

1.予感=準備のサインと考える

2.ポジティブな直感にも目を向ける

3.時には気づかぬフリをする

4.心を整える時間を大切にする

5.直感を活かせる仕事をする

1.予感=準備のサインと考える

悪い予感が当たると不安になりますが、それを「未来の準備ができるチャンス」と考えると、気持ちが楽になります。

「この予感が当たったらどうしよう…」と落ち込むのではなく、「じゃあ、どう備えよう?」と前向きに活かしましょう。

準備ができるなんて、助かりますね

2.ポジティブな直感にも目を向ける

嫌な予感だけでなく「この人は感じが良くて信頼できそう」など良い直感にも意識を向けるようにしましょう。

悪い予感がして、違う方法や別の道を選ぶことで、最悪な事態は避けられます。

直感力がポジティブなことにも影響しているのを忘れないようにしましょう。

3.時には気づかぬフリをする

時には「そういう考え方もあるよね」と軽く流したり、「気づかないフリ」をしたりすることも大切です。

相手の本心が見えてしまうと、どうしても反応したくなりますが、すべてに向き合うと疲れてしまいます。

力を抜く時は抜いて、心の負担を減らしていきましょう

4.心を整える時間を大切にする

HSPさんは、定期的に「自分のための時間」を作ることが大切です。

直感が鋭いからこそ、周りのエネルギーをたくさん受け取って疲れやすいからです。

自然の中を散歩したり、読書をしたり、好きなことに集中する時間を作ることで、直感力を良い方向に活かせます

5.直感を活かせる仕事をする

HSPさんの直感は、創造的な仕事や人をサポートする場面で役立ちます。

  • Webライター
  • ブロガー
  • デザイナー
  • カウンセラー
  • コーチング

クリエイティブな仕事では、HSPならではの直感力が強みになります。

自分の直感が活かせる環境を探してみるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

HSPさんが直感力を活かす方法は、次の5つになります。

  • 予感=準備のサインと考える
  • ポジティブな直感にも目を向ける
  • 時には気づかぬフリをする
  • 心を整える時間を大切にする
  • 直感を活かせる仕事をする

HSPさんの直感が当たり過ぎてしまうことは、悩みの種になる場合もありますが、考え方を変えれば「長所」にもなります。

直感が鋭いことは、他の人にはない才能だと思って、上手に付き合っていくことが大切です。

自分の直感を信じて、怖がらずに上手に活かせる方法を見つけていきましょう!

この記事を書いた人

HSP40代の双子ママです。
HSPである自らの経験をもとに、同じ悩みを持つ方が「自分らしく」生きるヒントを発信していきます。
転職しても転職しても、立ちはだかる面倒くさい人間関係と苦手な職場環境に悩む毎日にさようなら。自分らしい生き方を共に探しましょう!

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