あの人もHSPらしいけど、何か私と違う気がするのよね…
HSPだからといって、みんな同じ性格じゃないの?
「HSP」や「繊細さん」という言葉がニュースやSNSで広がり、会話の中で「実は、私もHSP…」という流れになることが多くなってきたように感じませんか?
「あの人はHSPには見えない」「私とは違うんだけどなぁ」なんて思うことも多いのでは?
それもそのはず。HSPは1種類だけではなく、4種類の“型”に分かれるのです。今回は、その「4つの型」について説明します。
・HSPの4種類の型ってどんなもの?
・自分はどの型になるの?
・型によって、どんな違いがあるの?
ちなみに、私は内向型HSPです。
HSPの4つの型とは
1.HSP(内向型HSP)
・繊細+刺激を求めない+内向的
・HSPの約70%を占めます。
・繊細で敏感な性質をもっていて、最も内向性が高いタイプ。
【特徴】
- 内向的
- 静かな環境を好む
- リスク(危険)は好まない
- 他人の機嫌が気になって仕方ない
- マルチタスクが苦手
- 感受性が高い
- 一人になる静かな時間が必要
- ネガティブ思考
2.HSE(外向型HSP)
・繊細+刺激を求めない+外向的
・HSPの約30%を占めます。
・繊細ながら外向的な一面をもちます。
・人との交流を好みますが、些細なことでストレスを感じることも多いタイプ。
【特徴】
- 外向的
- 人と関わるのが好き
- 一見すると明るい印象
- コミュニケーションがうまく聞き上手
- マルチタスクが得意
- 独りになると不安になる
- 変化や新しいことが苦手
3.HSS型HSP(刺激追求型HSP)
・繊細+刺激を求める+内向的
・人口の約6%しかいない気質です。
・好奇心旺盛で、新しいことをするのが好きですが、飽きっぽい一面もあります。
【特徴】
- 内向的
- 新しいものが好き
- スリルを求める
- 刺激を求めるが、刺激に敏感で疲れやすい
- 一人旅や海外旅行が好き
- アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるような人
- パニックに陥っても、周りからは落ち着いて見られる
4.HSS型HSE(刺激追求・外向型HSP)
・繊細+刺激を求める+外向的
・HSEの多くが、HSS型の可能性が高いと言われています。
・リーダーを任されることも多く、HSPの中で、最もアクティブな性質です。
【特徴】
- 外向的
- 基本的に人が好き
- 気分にムラがある
- 人と一緒にいることで体力が回復する傾向がある
- 自ら進んでリーダーになる
- 危険だと分かっていても突き進む
- 行動力があり、好奇心が旺盛
このように、それぞれのタイプによって違いがあります。
タイプによって特徴は違いますが、どのHSPであっても、繊細で刺激に敏感ということは変わりありません。
自分がどのHSPの型か?を知って“自分”を知ろう
今回は、HSPの4種類の型をご紹介しました。
HSPは内向的だと思われがちですが、実は外向的なHSPさんも存在するんです。
以前勤務していた職場で「もしかして繊細さん?」と聞かれ、同じHSPと知って意気投合した方がいました。
でも、話していると「私にそれは、ないなぁ」と思うことが多かったんです。型の違いによって、そんなに行動や思考が違うんだなぁ…と実感した出来事でした。
同じHSPでも、型によってそれぞれ違う長所・欠点があり「自分の型」を知ることで、人との付き合い方や時間の使い方などが分かってきます。
まずは、自分がどの“型”なのか?どのような特徴なのかを理解することから始めましょう。すると、自分らしく過ごすためのヒントが見えてくるはずです!